サワラは毎年6月頃より湾内に回遊してきます。
夏の間は湾内各所を広範囲に泳ぎ回るためなかなかポイントも絞り辛いのですが、
9月~11月ごろになると湾奥方面で群れが固まり始め
ミノーのジャーキングやブレードジギングが楽しめるようになります。
その後一旦落ち着き1月~3月にかけては湾央部の水深50~80mで固まり
主にジギングで狙いますが魚が浮いて浮いていれば秋同様キャスティングでも狙えます。
タックル紹介
湾奥方面
ロッド
硬めのボートシーバスロッド、柔らかめのシイラロッド等
ブレードだけならライトジギングロッドもOK。
リール
4000番以上のXH推奨
(一巻き100cm以上あるリール)
ローギアはNG
巻き取りスピードが重要になってきます
明らかに早い人のほうに当たりが偏る傾向があります。
ライン
PE1.5~2号 200m
リーダーナイロン25~30lb
ワイヤーはNGです
カットが気になるなら先糸でナイロン50lb前後を電車結びで20cmくらい
(ブレードに関してはリーダーカット少ない気がします)
ブレードジグは
メタルマジックTG、ヘキサーB、TGベイトブレードチューンなど
重さは
30~60g程度を用意してください。
ミノーは
ルドラ130S、ヴァルナ110S、X80Magnam、ブローウィン140S、140Jなど
湾央方面
ジギング
ラインPE2~3号
リーダー40~50lb前後
ジグは80g~120gくらい
ショート系よりはセミロングやロングジグがお勧めです。
フロントにシングルアシスト、リアにトレブルフックのセッティング
キャスティング
PE2号~3号くらいの竿
リールは
5000~6000番 HG以上
ラインPE2~3号
リーダー40~50lb前後
ミノーはヘビーシンキングミノーがお勧め
ピンテールチューン、サワラチューン、STRIKE JERK、
以下旧HPより抜粋
(東京湾サワラの黎明期の話なのでご参考までに…)
サワラを専門に狙うようになったのは2003年の秋以降です・・・
年を重ねる毎に少しづつですが攻め方・釣り方なども確立されて来ましたね、ポイントも広く開拓され
最近では狙う船も以前より多くなって来ました。
湾内の秋~冬のルアーターゲットとして漸く定着したようです。
2003年 秋・・・
この年は例年以上にサワラの魚影が濃かったです。
秋にイナダを狙って観音崎沖でジギングをしていると突如サワラの群れが回遊してきてフォール中のジグに次々とバイト!
80~90cm、3~4㎏クラスの良型がダブル トリプルと凄いペースで連続ヒットしたことが始まりです。
それまでサワラは時折り釣れるワラサやイナダの外道という認識だったのでこの状況にはハッキリ驚かされました。
翌日も狙って見ると同様の釣れっぷり、連日予想以上の好釣果で良い日悪い日はあるものの翌年の2月末
まで殆ど途切れることなく釣れ続き気が付くと専門に狙っていました。
最初はサワラの鋭い歯でラインブレイクが続出しましたがトリプルフックとワイヤーの使用でバラシも半減しました。
但しワイヤーの使用は時として魚の喰い付きを悪くさせます。
旬の寒ザワラ攻略法
冬場のサワラのヒットゾーンは表層、中層、ボトムと日によって様々です。
100g前後のメタルジグを使用して最初はボトムから表層までを丁寧に巻き上げその日のタナを探ります。
巻く速度は早い遅いに関わらず釣れて来るのでそれ程難しくないと思います。
難易度はサバ程度(笑)目の前にルアーが通れば喰い付きます。
またフォーリング中のバイトもよくあるので注意してみて下さい。
ワンピッチジャークなどどんなアクションにも反応しますがあまり派手に動かしすぎたりフォール&リフト
を常に繰り返しているとラインに歯が触れてしまうのかアタリもないのに急にルアーだけがバッサリと
切られてしまうことがよくあります。
なのでストップ&ゴー程度のただ巻きが無難です。(それで十分釣れますから)
またサワラがベイトを水面まで追い上げて跳ね始めるとミサイル弾のように海面で水柱を上げながら派手にボイルします。
ミノープラグを上手くナブラの中へ通すことが出来れば意外と簡単にヒットするでしょう!
また魚の移動が早くナブラ直撃が難しいような場合は周辺でミノープラグを投げ倒すかジグをロングキャストした後少し沈めてからの斜め引きでもヒットさせることができます。
サワラの歯は大変強力でラインに触れただけでも太いリーダーがスッパリ切られてしまいますからそれについての対策が必要です。
フックはジグの後方(下方)のみに装着して下さい。
トリプルorシングルどちらでも構いませんが必ずスプリットリングなど金具で繋ぐタイプを選んで下さい。
ケプラーなど紐での結束品はサワラの鋭い歯には太刀打ち出来ません。
ハサミで切れる素材は全て×です。
たまたま切られないことはあってもいつか必ず切られますから注意して下さい。
当然アシストフックも不要です。
ジグは出来るだけロングタイプを使用して下さい。
そうすれば多少飲み込まれてもファイト中にサワラの歯がリーダーに触れる危険性を最小に減らせます。
また下方重心タイプのルアーの方がフォーリング時のライントラブルやブレイクも少なくなります。
また巻き上げ時も余計なジャークは入れない方が無難!
ジャークしているとアタリも無いのにルアーだけスッパリなんてよくありがちですが、
ルアーが踊る際に噛み付こうするサワラの歯がリーダーに触れてしまい気付かぬうちにブレイクするケースが!
サワラはルアーへの反応はとてもよい魚なので早巻き遅巻き問わず
動くものには反応しますからロングタイプのジグにちょっと大きめのトリプルフックを
装着してボトムよりただ巻きすればれで充分ヒットは得られます。
また更に完璧な手段としてルアーとリーダーの間に15cm程のワイヤーをセットする方法があります。
大切なルアーをブレイクから守るためには最も望ましい方法と言えるでしょう。
しかしこの方法はキャストする際には多少やり辛くなることと状況次第でアタリの数が明らかに半減します。
状況によってワイヤーを使用しても同じようにアタリが来るようなら
ブレイクの心配は殆どないので安心してファイトが楽しめます。
サワラ釣行の際は何組か用意しておくと役立つアイテムです。
サワラを狙う際のジグ‐80~120g
・ジギング
主に冬場の狙い方です。水深は50~80m程度、船下にジグを落としそのままボトムまで沈めてから適度な速さで巻き上げます。
基本的にはタダ巻きでOK、ボトムより30~40mの範囲で上下を繰り返えし途中で1~2回ストップ&ゴーなどのアクションを加えるとその直後にゴンと来るケースが多いようです。
それほど難しく考える必要はなく魚が居れば均等にアタリが来るのでちょうどサバを狙うときと同じやり方で良いでしょう。
また直ぐに釣れなくてもいつ回遊してくるか解らないので気を抜かないように持続して下さいネ、必ずチャンスはやってきます!
・キャスティング
トリヤマの下などで水柱が上がるような派手なボイルが頻繁に見られるときや水面下を広く回遊していると思われる場合はミノープラグが威力を発揮します。
その他には飛距離の出るメタルジグをフルキャストした後に5~10秒程度沈めてからリーリングする方法も有効です。
また表層付近を回遊するサワラの群れは船の周りをグルグルと泳ぎ回りますが決して船下へは入ろうとしないのでメタルジグ使用の際も船下へ落とすのではなく必ずキャストした後に少し沈めてから斜めに引いて下さい。
(冬場など水深が50m以上のポイントでボトム付近を狙う場合には船下にそのままジグを落とせばOKです)
・鋭い歯に注意!
サワラの歯は刃物のように鋭く噛まれると出血が止まらなくなるので大変危険です。
釣り上げた後は必ずエイリアンペンチ等を使ってルアーを外すようにしましょう。
またその際に誤って口の中に手を入れたり歯に触れるようなことがないように充分に注意して下さい。
またラインブレイク対策を工夫する際にはどんなに太くてもはさみで切れるものは全てダメということを覚えて置いて下さい。
2020年追加です
当初のポイントは観音崎~久里浜周辺でたまに中ノ瀬~横浜近辺で見ることはあったものの東京湾の水が綺麗になったのか浦安、市川など湾奥方面でも回遊が見れるようになってきましたね。
夏場の水温の高い時期は湾内各所を広範囲に泳ぎ回りやがて秋になると湾奥方面に回遊してきます。
この頃からが群れも固まり始めちょうど狙い目となる訳ですがボイルを狙うかベイト反応を探すかその日の状況次第です。
湾奥の定番ルアーはブレードかミノーに限ります。
ブレード系は早巻き、ミノー系はアクションをつけて巻いて来るのが良いでしょう、
そして水温が下がる年末年始以降はポイントも
観音崎~久里浜沖と湾口方面に移動します。
浮いていればミノー系、遊泳層が中層からボトムならメタルジグを使用します。
この頃が一番美味ですね、
1月~2月が食べるには最もオススメの時期です。
GAME FISHING VALENTON
TEL
船長直通 (安藤)
操船中など手が離せないときは折り返し致します。
(20時頃まででお願いします)
24時間OKです
乗船場所
当船バレントンではタイラバをはじめ、サワラ、
ジギング、ティップラン、タチウオ、アジ、etc…
餌、ルアー問わずできる限りご希望に合った釣りに
ご案内いたします。
仲間同士気楽に楽しめるスタイルが売りの船です。
(チャーター船)
釣りが初めての方でも仕立てで気兼ねなく釣りが
出来るのでおススメです。
皆様のご予約お待ちしています。